この春に見つけた鹿の角たち。
角の枝で年齢がわかるそうです。
1年に1度、春に自然に落ち、生え換わりますが、1年の月日の中で、戦いの為なのか、ぶつけたのか、わかりませんが、どこかしらかけています。
「生きる」を感じます。
左から3歳、3歳、4歳以上、4歳以上。
4歳以上になると、枝の数は変わらないそうですが、太く大きく立派な角になるようです。
持ってみるとそれは尊く・・・・・、エネルギーをもらう気がします。
6月初めの週末に、ばぁばを連れて、今シーズン最後になるだろうか?という鹿の角探しに出かけました。
森の中に入るとサルやキツネ、鹿、キジに会ったりします。
ここは、神聖なる場所・・・・動物の領域・・・・
そこに入らせてもらっているという感じがとてもします。
結構 緊張します。
一人で森に入ることが多いのですが サルと鹿には だいたい毎回会います。
何か動物が近くにいる時には、ケモノの匂いがしてきます。
動物園の匂いみたいな。
クマよけの鈴は必ず着けていきますが、今のところ、クマやヘビには会っておらず、ホッ。
数人で森へ入る時には、人の気配があるからなんでしょうね、動物に会う回数も少ない気がします。
今日は なんと、ばぁばが立派な大きな角を見つけました。
どんな風に落ちているかというとこんな感じ。
ばぁばは見つけた時、
ぞぉ~としたそうです、笑。
お昼ご飯にします。
こういうところで食べるおにぎりがおいしい。
一番小さい角でアクセサリーを作ることにしました。
電動のこぎりでカットしていきます。
そういえば、鹿の角って臭いって聞いていたのですが、拾っても特に匂いはありませんでした。
その匂いとは、おへそのゴマの匂いのような・・・・・と聞きました?
・・・・・ってことは、カットしたら匂うのかも???
ちょっと覚悟をして、ドキドキしながら電動のこぎりのスイッチを入れます。
切り始めると、人間の髪の毛が焦げるような匂い。
あまりいい匂いではありません。
カットした角の断面の内側は人間の骨の断面のようです。
黒っぽくて、スが入った感じ。
ここは、ドライバーなどでほじると時間はかかりますが砕けていきます。
ドライバーで突破口を作った後は、ヤスリでひたすら削いでいきます。
結構 根気のいる作業です。
最初は部屋の中に新聞紙を敷いてやっていたのですが、外での作業のほうが、気分もいいし、片付けも楽なので、翌日からは外作業。
後はビーズと革ヒモでキーホルダーやネックレスに仕上げていきます。
2つ穴が空いているのは、枝分かれしている部分を使っています。
やっぱり、角の先の部分はカッコいいなぁ・・・・・
かなり重いので、これはキーホルダーにしました。
2つ穴のは長い革ヒモでネックレスに。
1番出来のいい右2つは、ばぁば行き、笑。
大きな角を取った勲章です。
息子も早速、いいなぁ・・・・・と腰につけてみたり・・・・・
でも、ばぁばのです!
息子も次の週末に自分で作る予定です。
楽しい、角探しと角遊びでしたが、そろそろ、おしまいにしましょう。
だってっ!!
12キロの梅が私を待っている!!
どんどん、熟していくぞ!
そして、
泥ラッキョウも私を待っている!!
これまた楽し~い 「梅仕事」と 「ラッキョウ漬け」 は次回 記録することにしましょう。