こうして盛り付けると、ちょっとおいしそうな和菓子みたいですね。
これ、入浴剤です。
今朝、私の住んでいる山梨県南アルプス市の朝は氷点下になりました。
朝はスロージョギングをしているのですが、畑も、葉っぱも真っ白に凍っていました。
吐く息も白く、空気は凛として向こうに見える富士山も雪で真っ白です。
柿の木がどれもハラハラと葉を落としていきます。
柿の木がみんなで今日にしようと打ち合わせをしたかのように・・・・・
こんな光景に初めて出会いました。
ハラハラと涙を流すように順番に葉っぱが落ちていきます。
カサっと静かな音をたてながら・・・・・・。
きっと今日中に葉はみんな落ちてしまうのだろうな・・・・・
その静かな柿の姿にしばらく見とれていました。
「冬が来たよ」「冬が来たよ」と柿の声が聞こえてくるようでした。
私は、寒い夜の暖かいお風呂の為に入浴剤を作ることにしました。
材料はとてもシンプル。
重層 ・クエン酸 ・アロマオイル ・桜の塩漬け
使う道具はボールと製氷皿と霧吹き
重層もクエン酸も100円均一で売っています。食べる訳ではないので
お掃除用で十分だと思います。
重層2 : クエン酸1の割合でボールに入れて混ぜます。
霧吹きで水をシュッシュとかけながら混ぜ合わせていきます。
水はいっぺんに加えるとシュワシュワしてしまうので霧吹きがいいと思います。
お水の中にゆずの果汁や、アロマを数滴入れておくと香りを楽しめます。
といってもそれほど水分を加える訳ではないので作る時にほのかな香りを
楽しむ程度です。でも作業がずっと楽しくなります。
さらさらとした粉が少し水分の多いお砂糖のような状態になるまで数回霧吹きを
かけては混ぜていきます。
ギュッと握って軽く固まりになるぐらいになればOKです。
思っているよりも少し水分は少なめにしておくとよいと思います。
製氷皿の底に桜を並べて置き、その上に混ぜ合わせた粉を詰めていきます。
ぎゅっぎゅと指で押さえながら・・・・。
しばらく他のことをしていると、表面が固まってくるのが触って分かると思います。
もしできるなら、数時間このままのほうがよく乾燥して取り出しやすいと思います。
乾燥したら製氷皿を逆さまにして、コンコンっとテーブルにたたくようにすると
ストンと出てきます。
あとはラップに包んで保存してください。
アロマオイルですが、香りが飛んでしまうともったいないので、私はお風呂に入る前に
このキューブの上に2~3滴たらしてからお風呂に入れます。
プレゼントする場合は、キューブにした状態のものに2~3滴たらしてから
ラッピングしてください。
今日は無印のウィンターホレストというブレンドされたオイルを使いました。
お疲れ様の旦那様のお風呂に入れてあげたいですね。
今日のお風呂・・・・・私は2番風呂です。
お風呂のフタを開けると、
「あっ・・・・・・」
ちょっとうれしくなりました。
この桜を摘んだ春の事が思い出されます。
楽しかったなぁ・・・・桜摘み・・・・・
来年もいっぱい摘もう・・・・・・