「へへへっ・・・・・タナカライス」
ハヤシじゃないよ・・・・タナカ・・・・だよ。
このタナカライス誕生のお話です。
春休みは山梨と横浜を行き来しましたが、移り行く季節を感じました。
山梨もずいぶん暖かくなりましたが、吹く風は遠くの山からの雪を感じます。
横浜に来てみるとホントに暖かく、眠たくなっちゃう気持ちよさ。
自転車をこぎながら 「横浜もいいねぇ・・・・・」と春の風を楽しみます。
息子と息子の友達を連れて、のんびりと海までサイクリング。
目的は潮干狩りです。
そうっ!横浜に来たんだから、まずは潮干狩り。
明日も・・・・・潮干狩り。
潮が引かない日はビーチコーミング・・・・。
あさり、いっぱい採れました。
息子は友達とカニや魚を捕まえています。
あさりより魅力的のようです。
海からあがってから食べる、自動販売機のカップラーメンもごちそうです。
あさりはよく洗って3パーセントの塩水につけます。
水1リットルに対して30gの塩、大さじでいうと2。
ぴゅ~と水をはくのでフタ付きの大きなお鍋に入れます。
新聞紙をのせて暗くしてあげておくとこんなにビロ~ンと気持ちよさそうにしています。
2~3回水を変えながら2日位。砂をはかせて臭みもなくなります。
ここまでできたら ざるにあけて1時間位、水をはかせます。
これをしておかないとあさりが塩水を含んでいるのでしょっぱいお料理になってしまいます。
後は冷凍庫で凍らせておけばいつでも使えます。
使い方は生のアサリと一緒。
ちゃんとパカって開きます。
そしてビーチコーミングで遊ぶ日。
たくさん拾いました。
なに作ろうかな~考えるのも楽しいです。
横浜をいっぱい楽しみました。
私も遊んでいますけど、これも母親業、母親業、笑。
妻業もがんばったよね?
主婦業もがんばったよね?
車を走らせ3時間、山梨に帰ってくるとちょっと疲れモード。
夕飯は何にしよっ?
息子はハヤシライスが食べたいと。
家にあるのはビーフシチューのルー。
疲れているとお得意のおおざっぱが全開です。
ビーフシチューのルーを使って、ハヤシを目指す。
肉は豚肉。野菜は玉ねぎ、人参、セロリ、じゃがいもエノキを見っけ。
エノキってダシがよく出るんですよ。
今度はフルーティーさを出すぞっとバナナとりんご、昨年作った梅シロップを入れまっす!
あれ?なんだかカレーみたいになっているぞ、笑。
ビーフシチューに入れる生クリーム・・・・・ないから豆乳で代用、結構入れます。
息子にはハヤシライスとして出してみる。
私 「できたよ~ハヤシライス~」
息子 「いただきま~す」
息子 「・・・・・・・・・・・・・・・・」
私 「・・・・・・・・・」息子の反応を待ちます。
息子 「・・・・なんか、ハヤシ・・・・というより・・・・・タナカだね・・・・・」
私 「がはははははっ、そう?」
私は入れた材料を話します。
二人で食べながら
「おいしいけど、ハ・ヤ・シ・・・・ではないよね~、でもカレーでもないし~、ビーフシチューでもないよね?やっぱり タ・ナ・カ だね。」
と言う訳でタナカライスが生まれた訳です。
ある日の夕方
息子 「母さ~ん、今日の夜、タナカライスがいい~」
私 「あら?そ~おぉ~」